高松のニシニシ、京都の恵文社一乗寺店での展示会、そして東京のかぐれでの
フェアが無事終了いたしました。
展示会の芳名帳を見てみたら、昨年も来てくださったお客さんや友達の名前が
並んでいてとてもうれしい気持ちになりました。
はじめてえみおわすの服を見てくれた方もたくさんいらしゃったみたいです。
みなさま、どうもありがとうございました。
今週末は熊本のはじめギャラリーさんにてえみおわすの服を並べます。
熊本を訪れるのは日本を旅した時以来なので9年ぶりでしょうか。阿蘇の山でキ
ャンプをしたり、温泉に浸かったり、市内の商店街で布を広げて手品をしてみた
り、今となっては恥ずかしい思い出もたくさんありますが、久しぶりの熊本を楽
しんできます。
高松につづいてハウスの増満くんの作品も一緒に展示します。
2人とも初日に在廊いたします。
お近くの方はぜひ遊びにいらしてください。
<えみおわすの服展>
2012年5月19日(土)〜27日(日)
11:00〜17:30 最終日は17:00まで。
23日(水)は休み。
はじめギャラリー
〒862-0912 熊本県熊本市東区錦ヶ丘17番5号 2階
t.096-365-0363/f.096-365-1146
写真左.クルタシャツ(藍染め)
写真右.胸ポケットワンピース(藍染め)
「あま、つち、ひとの集い」を主宰する大北農園さんの田んぼを間借りして、
今年ははじめてお米作りに挑戦することになりました。
1畝(1反の10分の1)の小さなサイズなので、1年を通して田んぼ仕事を
経験するのにちょうどよい大きさです。
東京から同じ吉備中央町の円城に引っ越してきた陶芸家の堀さん、金工作家の
坂野さん夫婦も一緒にお米作りをします。
5月1日は種おろしをしました。
大北さんから譲っていただいたあけぼのという品種と坂野さんが福岡でもらっ
たというタイの香り米。籾を撒くところの草を刈って表土を削り、平らにした
後ぽろぽろと手の隙間から落とすように籾を撒いていきます(上写真)。
籾が隠れるくらいに土をふったら、乾燥しないように雑草を細かくしてかぶせ
て鳥がつつかないように紐と竹で苗床を囲います。
最後はもぐらが入ってこないように周りをぐるりと溝を掘ったら作業終了。
朝から夕方まで土と草と戯れながら過ごす時間はとても気持ちいい。
お昼はお弁当を食べて、おやつは手作りのお菓子をつつく。作業に疲れたらそ
のまま草の上にごろんと仰向けに寝っころがる。少したいへんな作業も仲間た
ちといっしょだと楽しくできてしまうからいいですね。
苗が順調に育ってくれたら6月中旬に田植えをします。
草もこのまま刈らないみたいなので、どんな景色の中で田植えをするのだろう。

今日も春を通り越して夏のような暑さ。太陽の日差しも強いことですし、柿渋
染めをはじめました。
昨年は一度もできなかったので、久しぶりの作業です。タイの機械織りのリネ
ンコットンの生地をはかばんを仕立てやすい長さに裁って精練して、まずは8
〜10倍に薄めた液体から染めはじめます。
八王子にいた時は、屋根の上を作業場にしていて、染めたあとはそのまま布を
広げて太陽の光に当てればどんどん色が濃くなっていったので、とてもいい環
境でした。
今の家は瓦屋根なので、斜向かいに借りた土地に竹を組んで干場を作り、写真
のように吊るしています。
これはタイのカレン族が黒檀の実で布を染めて干すときと同じやり方です。
屋根よりは色つきがゆっくりだし、染めムラもできそうですが、それがまたよ
い表情になっていけばいいなと思っています。
今日は円城寺で春のお祭りがあって、外で布を広げているとお寺に向かう人た
ちが何人も声をかけてくれました。
染まった茶色の布を見て、昔、竹で編んだカゴに紙を貼って、その上に柿渋を
塗ったことを思い出して懐かしい気持ちになったと言ってくれる方も。
近所のおばさんからはシミのできたカバンの染めの注文もやってきました。
これから夏にかけてどんどん染めていけたらと思います。
今年は柿渋作りにもぜひ挑戦してみたい。
京都から帰ってきて、数日ぶりに畑に行くと草や花がすごい勢いで成長してい
てびっくり。先月撒いたレタスや水菜、人参、ごぼうの芽もすくすく伸びてい
ます。じゃがいもの芽も顔を出し、えんどうの花も咲きはじめました。
山間の集落なので山菜も本当に豊富。甘草やつくしが終わった後は、わらび、
こごみ、タラの芽、セリ、こしあぶら、たけのこがたくさん。自分たちで採っ
たり、ご近所さんにいただいたり、道の駅で買ったり。
ゆでて、炒めて、煮て、天ぷらにしていただいています。
ふきは土手や畑、庭などいたるところに生えています。
茎は油揚げと煮て食べて、葉っぱは細かく刻んで唐辛子とゴマと炒めてふりか
けに。ちょうどいい大きさの葉っぱは塩漬けにして、いつでもおむすびを包め
るように保存しています。
八重桜のつぼみも洗って乾かした後塩漬けにしました。
うまく漬けられたら、桜ケーキや桜パンを作っていただきます。最近Jがお菓子
やパンを焼くようになったのです。
今年の冬が長く寒い日がつづいたので、今のこの温かい日差しや新緑の美しい
景色、豊かな食べ物はまるでご褒美のようです。
岡山に来てはじめての春は、想像していたよりもずっと豊かで、うはうはしな
がら日々過ごしています。
たちが旅先で出会った生活道具を並べます。
タイの道具はカレン族の竹のスプーンとザル、織キズや糸が飛んでいたりする
手紬ぎ手織りの反物。ポーカチャンの糸、ホーローのスプーン、アカ族の葛で
編んだかばん。ラオスからは竹の野菜かご、インドは銅のスプーンと紬ぎ駒、
アプリコットオイルなど。
上の写真はココナッツのざる。これもタイのカレン族が作っています。くり抜い
た部分は小さなビーズになり、糸に通して首飾りを作ります。これはその副産物。
我が家では石鹸入れに使ったり、生姜やにんにくを入れて台所で活用したり、い
ろんな使い方をしています。ランプシェードにしてもいいですね。
ただ、最近はビーズが売れなくなってしまったので、この副産物もなかなか手に
入らなくなってきました。タイに行くたびに少しずつ集めています。
今日はこれから荷物をまとめて京都へ。
ずっと続いていた展示の準備も終わったし、天気も良さそうなので、春の景色や
食べものをもぐもぐ味わってきます。
高松、NISHINISHIさんでの展示会がはじまりました。
ハウス、えみおわす、木版画が畳と土間のスペースいっぱいに並んでいます。
初日の昨日はオープンから次々とお客さんが来てくださいました。
どの方もゆっくり時間をかけて見てくれる。ニシニシさんならではの感じがして
ありがたいなあと思います(居心地いいですから)。
前回、前々回の展示でご購入いただいたシャツやパンツを着てきてくださる方も
多く、みなさんのそれぞれの着こなしがとても恰好いいんです。
着こんで体に馴染んだシャツやいい具合に色落ちした布の色に感動したり、ひざ
が擦り切れたパンツや縫い目のほどけたカバンを見て、こんなになるまで使って
もらえて幸せだなと思ったり。
Jもひさしぶりに展示会に参加できて楽しかったみたい。


展示会がはじまる前の様子。
シャツやパンツをはじめ、コートやストールいろいろ用意したので、前回と比べ
てボリュームが増してます。
ハウスのますみつくんのサンダルも赤や紫などカラフルな色が仲間入りしていま
す。窓から差し込んむ光に当たってきれいだったな。
引越してからずっと箱にしまわれていた版画も久しぶりに外に出ました。
ニシニシさんの玄関を入って、右側の白い壁の部屋に10数点飾っております。
よかったらご覧くさい。
展示は24日(火)までつづきます。

タイのプレー県にある藍染め工房で染めてもらった服が届きました。
山合いにある村で育てた琉球藍とインド藍の2種類をつかって染めています。
クルタのロングシャツと胸ポケットのワンピース、カレンシャツとダブルガーゼ
のギャザースカート。
どれも10回以上染め重ねてもらったので、深くて美しい色に仕上がっています。
届いた荷物をあけると藍の甘い匂いがぶわっと広がり、プレーの工房の藍甕が並
んだ景色や村で過ごした時間を思い出しました。また工房の家族やスタッフのお
じちゃん、おばちゃんととラオカオで乾杯したいなあ。
タイでは先週くらいがソンクランで、正月恒例の水掛け祭りがチェンマイの町や
村でも盛大に行われたことでしょう。
今まで4月に行ったことがないので、いつかタイの正月を過ごしてみたい。